gomuhouchi.com
東工コーセン、自動車部品をメインに展開
↑0
↓0
ベトナムのハノイに自動車部品用繊維資材の輸入販売を行う「東工コーセン ベトナム」を設立している。また、カンボジアには衣料品の ... そのため同社では、今後、工場の自動化・省人化、また賃金水準の低い周辺国(CLMV=カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)への一部生産シフトも考えている。 アセアン市場での販売 ...
nna.jp
韓国農水産物公社、ベトナムを主力市場に
↑0
↓0
韓国農水産食品流通公社(aT)は2日、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場を主力市場と位置付け、その拠点をハノイに置くことを決定したと発表した。 年内にハノイを「ASEAN地域本部」とし、ホーチミン市に支社を設立する予定。カンボジア、ラオス、ミャンマーといった… 関連国・地域: 韓国/ベトナム. 関連業種: 農林・水産.
毎日新聞
ラオス・ビエンチャン 隣国との数奇な運命を超えて
↑0
↓0
ベトナム人は稲を植える。カンボジア人はそれを見ている。ラオス人は、稲の育つ音を聴いている」。この3国を植民地にしていた当時のフランス人が口にしたという、民族性の違いを表すフレーズだ。今でも勤勉で有名なベトナム人と比べて、人が働くのを見ているだけとされたカンボジア人には失礼な表現だが、「音だけを聴いて ...
nna.jp
パブリック銀、ベトナム19店舗体制構築へ
↑0
↓0
マレーシアの銀行大手パブリック・バンクは引き続き、ベトナム事業を拡大する。パブリック・バンク・ベトナムの新支店6店舗を追加し、今年中に19店舗体制にする計画だ。スター、マレーシアン・リザーブが24日伝えた。 タイ・アーレック社長兼最高経営責任者(CEO)が、年次総… 関連国・地域: 中国/香港/ベトナム/ラオス/ ...
外務省
日・タイ間の二国間クレジット制度におけるクレジット発行
↑0
↓0
二国間クレジット制度の構築は,これまでモンゴル,バングラデシュ,エチオピア,ケニア,モルディブ,ベトナム,ラオス,インドネシア,コスタリカ,パラオ,カンボジア,メキシコ,サウジアラビア,チリ,ミャンマー,タイ及びフィリピンの17か国との間で行われている。タイとは,2015年11月に二国間文書の署名を行った。
朝日新聞
(特派員メモ)アセアン 遠い連結 @ベトナム・ハノイ
↑0
↓0
眠れぬまま仕事に向かうと、くたびれて3歳ぐらい年をとった気がする。ホーチミンやバンコク経由でも移動は半日がかりだ。カンボジアの首都プノンペンへ飛ぶにも、ラオスのビエンチャンなどを経由するしかなかった。 それがついに昨年12月、待ち望んだプノンペンへの直行便ができた。就航したのはベトナムでもカンボジアでも ...
nna.jp
トゥーン、HCM市最大の共有オフィス開設
↑0
↓0
ベトナムでコワーキングスペース(共有オフィス)の運営を手掛けるトゥーン(Toong)はこのほど、ホーチミン市3区のグエンティミンカイ通りに共有オフィスを開設した。年内に別の4カ所での開設も計画している。15日付ダウトゥ電子版が報じた。 ドー・ソン・ズオン最高経営… 関連国・地域: ベトナム/カンボジア/ラオス.
swbs.smrj.go.jp
ベトナム:ホーチミン最新オフィス事情
↑0
↓0
ベトナム:ホーチミン最新オフィス事情. 海外現地事情. 支援事例紹介. 事業紹介. 市場調査・現地調査. レンタルオフィス. 中国. 香港. 台湾. 韓国. インド. バングラディシュ. シンガポール. マレーシア. インドネシア. タイ. カンボジア. ベトナム. ミャンマー. フィリピン. ラオス. スリランカ. ブルネイ. その他(アジア). 2018年4月14日 13:42 ...
ミャンマーニュース
OECDのコーポレート・ガバナンス改革プログラム会議が開催
↑0
↓0
... 専門家、金融研究家、SokSiphana&Associates、Transparency International Cambodiaの関係者、そして、日本・イタリア・ニュージーランド・オランダ・インド・インドネシア・香港・マレーシア・フィリピン・シンガポール・カンボジア・ラオス・ベトナムの関係者、関連省庁、公開企業、SECMとDICAからの関係者などが出席した。
ASEAN PORTAL
ベトナム・ラオス等の技能実習の認定送出機関が発表
↑0
↓0
日本政府では、各国政府との間において二国間で技能実習制度における協議を進めた結果、ベトナム・カンボジア・インド・フィリピン・ラオス・モンゴル・バングラデシュ・スリランカ政府との間において、それぞれ協力覚書を締結していた。この協力覚書に基づき、ベトナム・ラオス・バングラデシュの認定送出機関があらたに発表され ...
nna.jp
GMS6カ国、越境交通協定を早期実施へ
↑0
↓0
大メコン圏(GMS)6カ国(タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオス、ベトナム、中国)は、越境交通協定(CBTA)の一部を先行して発効させることに合意した。越境交通の非物理的障壁を削減し、貿易や投資などの拡大につなげる狙い。20日付ネーションがベトナム・ニュース(V… 関連国・地域: 中国/タイ/ベトナム/ミャンマー/ ...
news.nifty.com
ベトナムの女性が体型維持に気を払うワケ
↑0
↓0
ベトナムの女性が体型維持に気を払うワケ ... ベトナムの伝統品」とは東南アジアのインドシナ半島に位置する社会主義国家ベトナムに伝わる技術品のこと 02. ベトナムは中国、ラオス、カンボジアと国境を接し過去に中国やフランスの統治を受けるなど複雑な歴史を持つ 03. 現在では憲法5条によって〈多民族国家〉であることを ...
東洋経済
ベトナムの女性が体型維持に気を払うワケ
↑0
↓0
ベトナムの伝統品」とは東南アジアのインドシナ半島に位置する社会主義国家ベトナムに伝わる技術品のこと. 02. ベトナムは中国、ラオス、カンボジアと国境を接し過去に中国やフランスの統治を受けるなど複雑な歴史を持つ. 03. 現在では憲法5条によって〈多民族国家〉であることを規定。政府が公認しているだけでも54民族が ...
時事ドットコム
「メコン・ツーリズム・アワード2017」受賞ツアー決定
↑0
↓0
旅行会社を対象に公募を行い、CLMV4カ国(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)への優れた旅行商品を造成、販売した旅行会社、手配オペレーター、航空会社の3社を1組として表彰。審査は、国際機関日本アセアンセンター、(一社)日本旅行業協会(JATA)、(一社)日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)などの代表者が ...
毎日新聞
消えていく記憶=西川恵
↑0
↓0
旅はいろいろな発見と示唆をもたらしてくれる。ベトナムとラオスを10日間回ったが、印象的だったベトナムの体験を披露したい。 商都ホーチミンは南ベトナム(1954~75年)の首都サイゴン。個人的なことだが、独立間もないころのサイゴンに私は3年暮らした。小学校低学年だった。今回、かつて住んだ家を見に行った。
nna.jp
ベトテル、3月にミャンマーで営業開始
↑0
↓0
ベトナムの携帯電話キャリア最大手のベトナム軍隊通信グループ(ベトテル)は、3月からミャンマーでのサービスを開始する。ベトテルにとってカンボジア、ラオス、モザンビークなどに次ぐ海外10カ所目の市場となる。26日付ベトナムネットが報じた。 ベトテルは先週までにミャンマ… 関連国・地域: ベトナム/ミャンマー. 関連業種: ...
afpbb.com
ベトナム警察、2.7億円相当のヘロイン押収 容疑者5人逮捕
↑0
↓0
【2月26日 AFP】ベトナムのカオバン(Cao Bang)省で、250万ドル(約2億7000万円)相当のヘロインを中国に密輸しようとした男5人が逮捕された。国営紙タインニエン(Thanh Nien)が26日に報じた。 同紙の報道によると、容疑者らは中国と国境を接する同省北部で、ラオスから持ち込んだ100キロ近いヘロインをトラックに積ん ...
毎日新聞
ラオスの潜在性=西川恵
↑0
↓0
インドシナ半島のラオスを1週間回った。5カ国(中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー)に囲まれた内陸国で人口650万、面積は日本の本州とほぼ同じ。大きな国際会議でもないと注目されないが、現地で取材するとなかなかの存在感だ。 ラオスはベトナムを「特別の関係」と位置づけ、緊密な協力関係にある。歴史的にも ...
毎日新聞
ラオスの潜在性=西川恵
↑0
↓0
ラオスはベトナムを「特別の関係」と位置づけ、緊密な協力関係にある。歴史的にも近しく、北ベトナムが1975年4月に「南」を武力統一すると、ラオスでも4カ月後に社会主義政権が誕生した。80年代半ば、ベトナムが改革開放、市場経済政策を採用すると、ラオスも程なく追随。ベトナムを兄として数歩後ろをついていっている。
nna.jp
ラオスと越、港湾建設など覚書12件
↑0
↓0
ラオスとベトナムは5日、港湾開発や売電事業など12件の覚書を交わした。2018年の両国間の貿易額を前年比10%増の10億米ドル(約1,086億円)規模に増やす。ビエンチャン・タイムズ(電子版)が6日伝えた。 ラオスのトンルン首相とベトナムのグエン・スアン・フック首相が、ラオス… 関連国・地域: ベトナム/ラオス.
HOTNAM!
ラオス・ベトナム間貿易、前年比13.6%増
↑0
↓0
ラオス・ベトナム間貿易、前年比13.6%増. ビエンチャンで2月5日、Nguyen Xuan Phuc首相とラオスのトンルン・シースリット首相の主宰による第40回ベトナム・ラオス政府間委員会が開かれた。 2017年には、政治、 ... ベトナム企業によるラオスへの投資プロジェクトは現在411件・37億ドル相当、実行額は累積16億ドル超。
nna.jp
ビナミルク、ミャンマーとラオスに拠点
↑0
↓0
ベトナムの乳業最大手ビナミルクは、ミャンマーに加工工場とラオスに有機(オーガニック)牧場を年内に開設する計画を明らかにした。新興国を中心に海外で事業拡大を図る。ベトナム・ニュース(VNS)電子版が27日に伝えた。 同社の広報担当者によると、主要市場の一つとなって… 関連国・地域: ベトナム/ミャンマー/ラオス.
businessmonkeynews.com
ロシアの国防相がビルマ、ラオス、ベトナムを訪問する
↑0
↓0
ロシアの国防相がビルマ、ラオス、ベトナムを訪問する ... (Sputnik) — El ministro de Defensa ruso, Serguéi Shoigú, realizará los días 20-23 de enero una gira por el Sudeste Asiático en el marco de la cual visitará Birmania, Laos y Vietnam, dijo a periodistas la portavoz del ministro, Rossiyana Markóvskaya.
日本経済新聞
トカゲやカエル…115の新種、メコン流域で見つかる
↑0
↓0
カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムにまたがる地域の生き物を2016年に調べた結果をまとめた。 タイ北部の市場では、研究者が見慣れないカメが売られているのを発見。購入して調べると、巻き貝を餌にするマレーニシクイガメと似ているが、甲羅の形や色などが異なり、近縁の新種と判明した。タイではダムの開発が ...
日本経済新聞
(5)アジア 関税撤廃で車市場白熱
↑0
↓0
2018年から東南アジア諸国連合(ASEAN)では加盟10カ国全てで域内関税が完全撤廃される。先行加盟国では10年に関税が原則ゼロになった。後発国のベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーは猶予期間が与えられていたが、15年から例外品目の関税も段階的に引き下げられ、18年にゼロとなる。 関税撤廃の影響が ...
bangumi.skyperfectv.co.jp
メコン川の恵み ベトナム
↑0
↓0
メコン川の恵み ベトナム(二). 01/22(月) 07:00~08:00. CS341 アニマルプラネット ドキュメンタリー. メコン川の恵み カンボジア(二). 01/23(火) 07:00~08:00. CS341 アニマルプラネット ドキュメンタリー. メコン川の恵み ラオスとタイ(二). 01/24(水) 07:00~08:00. CS341 アニマルプラネット ドキュメンタリー. メコン川の恵み ...
nna.jp
ベトナムと貿易拡大で合意、政府高官
↑0
↓0
ラオス政府は、ベトナム政府と二国間貿易の拡大で合意した。商品の輸出入品目を増やして活性化させる狙い。ビエンチャン・タイムズ(電子版)が26日に伝えた。 ラオス工業・商業省とベトナム商工省の幹部が先週会談し、合意した。両国の貿易額は2014年の12億8,400万米ドル(約1,4… 関連国・地域: ベトナム/ラオス.
毎日新聞
東京・銀座の歩行者天国を歩いていると…
↑0
↓0
歌詞を口ずさむ中年の男性もいた。振り返ると、外国人の父親と娘が腕を組み、笑顔でリズムをとっていた。見ず知らずの人たちが一つの思いを共有しているような空気が、夕暮れの銀座を包んだ△この曲は1971年12月に米国で発表された。当時、ベトナム戦争は隣国のラオスにも戦火を広げ、泥沼化していた。米国民は疲れ ...
ASEAN PORTAL
日本はベトナム北部の小学校校舎の整備を支援
↑0
↓0
在ベトナム日本大使館は、ベトナム北部にある小学校校舎の整備を支援する事を発表した。 ベトナムの北部に位置しラオスと国境を接するディエンビエン省は、ベトナム国内においては貧しい省である。この省のトゥアンザオ郡フィンサン村にある小学校では、校舎が竹やトタン板を継ぎ合わせた簡易な造りとなっており、床は土が ...
朝日新聞
(@ベトナム)新時代の大国外交スタート、その変化は?
↑0
↓0
中国の習近平国家主席が今月、ベトナム・ダナンで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席し、ベトナムとラオスを公式訪問した。10月の中国共産党第19回党大会を経て総書記に再任してから初めての外遊は、アジア太平洋地域で米国をしのぐほどの存在感を示しつつある中国が、政治的な価値観を共有する ...
nicovideo.jp
タイ、ベトナム
↑0
↓0
タイ、ベトナム、ラオス旅行 1 minute digest 02 [旅行] タイ、ベトナム、ラオス旅行の1分の紹介動画です。本編はこちら→https://www.youtube.com/channel/U...
PR TIMES
「ASEAN設立50周年記念レセプション」開催
↑0
↓0
乾杯のご発声は、ASEAN諸国を代表し、ACTの現議長を務められているグエン・クオック・クオン 駐日ベトナム社会主義共和国大使閣下がされ、過去50年 ... 加盟10カ国(ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)の総人口は6億3千万人を超える ...
nicovideo.jp
タイ、ベトナム
↑0
↓0
タイ、ベトナム、ラオス旅行 #03 [旅行] ドンムアン空港からノイバイ国際空港。本編はこちら→https://www.youtube.com/channel/UCEy70Uo-0Xk...
アパレル・リソース
アパレル部門が急成長
↑0
↓0
繊維・アパレル部門では今年第2四半期に入り、新規の輸出市場において良い兆候が見られる、とベトナム繊維公団(Vinatex)のLê Tiến Trường社長は明らかにした。
Trường社長は、ロシアで115%もの成長を記録しているユーラシア経済連合(EAEU)、タイ、インドネシア、シンガポール、ラオス、カンボジア、ミャンマーにおいてそれぞれ17%、11%、38%、24.5%、36%、5%の成長率を誇るアジア経済共同体(AEC)など新市場の急速な成長を受けて、第1四半期のアパレル部門の業績は好調に推移したとの見解を示した。
統計によると、アパレル部門は今年第1四半期に67.5億米ドルの
売上を上げ、前年同期比で12.4%の伸びを示した。
欧州連合(EU)や6.3~6.4%程度の成長率しか見込めない米国など、既存の主要市場に対する輸出には多くの課題があったものの、韓国、ブラジル、インドなどの市場に対する輸出では14~34%の高い成長を維持した。
Trường社長は29%増となったスイムウェア、41%増のレインコートなど、多くの新製品がアパレル輸出の好調な伸びを支えたとした。
「様々な市場に対する売り込みや、二国間または多国間貿易協定の開拓など我々の取り組みが、特にEAEUやAECなどにおいて成果を生み出したことが分かります。」とTrường社長は述べた。
業界関係者らは、繊維・アパレル部門の企業、特にVinatexは近年好業績を上げていると指摘した。こうした企業では欧州市場の困難な状況や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の頓挫を予見し、新製品によって海外事業を展開するという手段を考案した。
昨年の6月以来ベトナムでは新市場や新製品が重点的に開発されており、こうしたビジネスはベトナムと他国間で交渉中の貿易協定で利益が得られることが見込まれている。また為替レートが安定している間、彼らは生産能力向上、国内消費支出が増加する中にあっても、コストや生産価格の削減に注力した。
輸出において為替レートの安定は、特に市場シェアを維持するために国内通貨の切り下げを行うような中国、インド、バングラデシュ、パキスタン、インドネシア、マレーシアなど、ベトナムのライバル国との間における重要な問題となっている。
「我々繊維・アパレル業界では、輸出における競争力を高めることを目的に、マクロ政策においてベトナムドンと他国通貨間の為替レートを安定させるような調整がなされることを常に期待しています。」とTrường社長は述べた。
企業はまたコスト削減のために、他国と同レベルの適切な貸出金利を受けることを望んでいるとTrường社長は述べた。
Trường社長は、繊維・アパレル部門が今年10%の成長率目標に到達することを信じていると述べた。これは高い目標であったが、業界全体にわたる努力よって到達可能な数字となっている。
もっと見る
アパレル・リソース
アパレル業界の希望は無限に続く(前)
↑0
↓0
11月21日に米大統領に選出されたドナルド・トランプ氏が、大統領就任初日にTPPから米国を離脱させ、代わりに二国間での自由貿易協定(FTA)締結を模索することを明言して以来、TPPの行方は宙に浮いた状況となった。
ベトナムの繊維・アパレル部門はTPPの利益を享受する主要分野となる見込みであったが、今では誰もそれを期待していない。
「トランプ氏がTPPを台無しにして、ベトナムの繊維・アパレル部門は多少の影響を受けたかもしれませんが、それでもまだこの部門の先行きは明るいです。」とHung Yen Garment社(Hugaco)のNguyen Xuan Duong会長は述べた。
「我々は
TPPのためだけでなく、生産規模を拡大する必要があれば何であれ、増産投資をする態勢はいつでも整っています。」
試練の年
Duong会長はベトナム経済タイムズ誌(VET)に対し、Hugaco社では資材を供給している多くの外資系企業と協力して機械設備のアップグレードに投資を集中していると述べた。
「当社は安定して業績拡大しており、約4%の成長を達成しています。ただし、米国への輸出高は昨年のわずか70%程度にとどまっています。」とした。この点について彼は、外国企業との熾烈な競争や、ベトナムドンがドルに対して管理フロート制を採用しているため困難な状況に陥っていると説明した。
同様にGarment 9 Joint Stock Companyでは、前年同期比で上半期の輸出が30%も減少した。Garment 9社のNguyen Xuan Quang会長は、「男性用スーツの輸出売上高が40~50%も低下しました。」と明らかにした。「EUとアジアで輸出売上高が大幅に低下しています。」
この売上減少の原因としてQuang会長は、世界の消費需要の減少と、ラオス、ミャンマー、バングラデシュなどの他国からの競争圧力を挙げた。ラオス、カンボジア、ミャンマーでは、低開発国に対する一般特恵関税制度(GSP)の下でEUに対する関税ゼロの恩恵を享受しているが、ベトナムは依然として9.6%の関税を課されている。
Hugaco社やGarment 9社の予想を下回る業績は、2016年におけるベトナム繊維・アパレル業界全体の業績を投影したものである。
ベトナム繊維協会(VITAS)は、アパレル輸出売上高は計画比92%、15億米ドル減の285億米ドルになったと発表した。米国への輸出は114億米ドルで、前年比4%の増加となった。その他の主要市場としては、EU、日本、インド、ブラジル、ロシア、カナダがある。
2016年は確かに繊維産業にとって困難な年となった。ベトナム繊維公団(Vinatex)のLe Tien Truong社長によると、繊維企業の業績は悪化し、過去6年間で最も低い伸びとなったという。「この状況は世界市場全体の不調から生じています。」と彼は述べた。
「2016年、世界の需要は増加せず、米国、日本、EUなど主要市場の需要はすべて低下しました。」
英国のBrexit投票も間接的な影響を与えた。英国のポンドが低下し、英国内で輸入品は国産品よりも割高となり、需要が奪われている。「アパレルの需要は減少しており、年初5ヶ月間で達成した6〜7%の成長率をそのまま維持することは難しいと予想されます。」とTruong社長は述べた。
「しかし英国で販売されているほとんどのアパレルは輸入に頼っており、国産同等品の供給能力が限られているため、全体的なインパクトはそれほど大きくはならないでしょう。」
また、数値としては低成長であるが、絶対額は前年よりも増加したという。数年前の成長率は12~15%もあったが、絶対値はわずか15億米ドルに過ぎなかった。
Truong社長は「一方で現在の成長率は約5〜6%に過ぎないが、絶対額は約20億米ドルとなりました。」と説明した。
不確実な未来
世界経済の減速とTPP交渉決裂の可能性により、繊維・アパレル企業の中に不安が高まっている。
ベトナムの輸出において、現在平均11%から一部の製品群では32%も課されている関税が最終的には0%となる予定であった。
今では無意味な予想となったが、世界銀行はTPPによってベトナムの米国や日本向け繊維・アパレル輸出が大幅に増加し、2020年までに国のGDPを引き上げる上で大きな役割を果たすであろうとした。
しかしTPPの「ヤーン・フォワード」原産地規則の要件により、利益を獲得しようと目論んでいた多くの企業の夢は今や潰えようとしている。
Thanh Cong Textile Garment Investment Trading JSC(TCG)社は、TPPによって大きな売上を獲得するであろうと期待され、特に2015年のTPP交渉直後、株価が大幅に上昇した。
2013年TCG社の株式は6000ベトナムドン(0.2米ドル)で取引されていたが、2015年には4万ベトナムドン(1.8米ドル)まで急上昇した。それが現在では1万5000ベトナムドン(0.6米ドル)となっている。
TCG社ではTPPが批准されることを見込み、2016年の売上高として前年比16.9%増となる3.2兆ベトナムドン(1億4080万米ドル)、税引後利益は3.58%増となる1600億ベトナムドン(701万米ドル)の目標を設定していたが、今ではそれは過去のものとなった。同社の10月度売上高はわずか1000万米ドルで、売上総利益率は13%であった。
続く11月、12月の売上高もそれぞれ1050〜1100万米ドル、売上総利益率は13.5〜14%であった。また、2016年第3四半期までの月平均売上高は1100万米ドルで、平均売上総利益率は14.79%となった。
ベトナムにある多くのアパレル企業と同様、TCG社ではミャンマーやカンボジアにおける格安な人件費との激しい競争に追い込まれている。最低賃金制と新たな社会保障政策によりベトナムのアパレル部門の人件費は他国よりも割高となっており、顧客はミャンマーやカンボジアに注文を移し始めた。
TCG社のように「ヤーン・フォワード」原産地規則に適合できる企業は、(それによる利益を見込んでいたため)TPP交渉の頓挫によって現在困難な状況に追い込まれているが、その他の企業ではTPP発効の有無にかかわらず輸出は成長していくと考えている。
「TPPの恩恵を受けるためには、企業は原糸、染色から完成品までの生産チェーン全体を確立しなければならず、膨大な投資が必要でした。」とDuong会長は述べた。
「ベトナムで使用される原糸のほとんどは中国、繊維は韓国、その他原材料は主に東南アジア諸国から輸入されています。もしTPP交渉が米国抜きで進められることになれば、ベトナムが準備するのに時間的余裕が生まれるでしょう。」
Duong会長は、ほとんどの企業ではOEM/FOB(委託者ブランド生産/本船渡条件)やODM(委託者ブランド設計・生産)に特化しているため、TPPから大きな利益を得るはずだとした。
VITASのTruong Van Cam会長も、ベトナムの繊維産業、特に米国への輸出はTPPの行末によってあまり影響を受けることはないだろうとした。
実際ベトナムから米国への輸出売上高は最近12~13%も上昇したが、米国におけるアパレル輸入高はわずか3%しか増加しておらず、ベトナムの市場シェアが上がっているのであり、まだ成長余力が残っていることを意味している。
ベトナム経済政策研究所(VEPR)の創設者兼所長のNguyen Duc Thanh氏は、繊維、皮革、履物分野はTPPが発効していればその恩恵を受けたであろうことは確かだが、たとえ米国がTPPから撤退しても他のTPP加盟国市場へアプローチできるため、輸出はそれほどダメージを受けないだろう、と述べた。
「米国加盟の有無にかかわらず、ベトナムは依然としてTPPの恩恵を享受できるでしょう。また、米国への輸出は既に軌道に乗ってきています。」とした。
(後編へつづく)
もっと見る